エンゼルス大谷は前半戦最後の打席で3球三振に倒れた。ドジャース戦で2点を追う9回に先頭で代打出場し、守護神ジャンセンの高めカットボールにバットが空を切った。7回2死満塁でも代打の準備をしたが、キンズラーが三振したため、マウンドに上がっていた前田との今季2度目の対決は実現しなかった。試合前には、前半戦を振り返り「足りないところはたくさんある。そこを埋めるために毎日練習している」と率直な思いを口にした。

<前半総括一問一答>

 -キャンプからの半年はどうだったか

 初めての経験ばかりなので、いいことも悪いこともいい経験。もちろんいい結果が出た方がいいが、悪かったときもどう捉えていくかは大事。

 -打者で打率2割8分3厘、7本塁打だった

 成績に関してどうのこうのは個人的にはない。1年やってみてどのくらいできるのかは楽しみにしたい。現時点ではこのくらいかなと。

 -投手は4勝を挙げたが、右肘の故障もあった

 打者と同じで、いいところ悪いところがそれぞれあった。また投げられるようになったときに、そこをしっかり確認しながらやっていきたい。

 -前半で最も印象に残った試合は

 開幕戦ももちろんそうだし、初登板も、初本塁打もそう。なかなかこれというのはない。

 -米国生活に慣れたか

 あまり外に出ないのであまり(日本時代と)変わらないが、基本的にはしっかり野球を頑張りたいと思っている。