ドジャースが終盤の逆転劇で、対戦成績を1勝1敗とした。

7番手として登板した前田健太投手(30)は、1/3回を無安打無失点に抑えた。

4-3と1点リードした8回裏2死一塁の場面で救援。昨季、同僚だった代打グランダーソンに対し、3ボール1ストライクとなったが、最後は150キロの速球で右飛に仕留めた。

試合は、6回まで無得点に封じられていたドジャース打線が、終盤に反撃。まず、0-3で迎えた7回表に2点を返して1点差に迫った。

さらに、続く8回表無死一塁から、2番テーラーの2ランで逆転に成功。最後は前田、ジャンセンとつなぎ、好継投で逃げ切った。

試合後の前田は、打ち取った場面について「打たれた瞬間はちょっとヒヤッとしましたけど。(右翼プイグが)落下地点に入った時点で安心しました」と笑顔で振り返った。

また、今後について「1勝1敗でホームに帰れるのはすごく大きい。1戦目で負けて今日取れたというのは、チームにとっていい勝ちだった。ホームで何とか3つ勝てるように頑張りたいと思います」と、意欲を見せた。

なお、第3戦は15日(同16日午前8時39分開始予定)、舞台をロサンゼルスに移し、ドジャースがビューラー、ブルワーズはチャシンの両先発で行われる。