<レイズ7-5ヤンキース>◇4日(日本時間5日)◇トロピカーナフィールド

 時すでに遅しだった。7点をリードされた9回表のヤンキースの攻撃。1点を返してなおも1死二塁。この日、休養のためにスタメンを外れていた松井秀喜外野手(34)が代打で登場。最後は低めカーブにバットが空を切り、3球三振を喫した。

 その後、ジーター、A・ロドリゲスの連続アーチで追い上げたが及ばず。首位レイズに3タテを食らわせることはできなかった。松井は「ある程度序盤で厳しい展開になってしまいましたね。今日は」と肩を落とした。

 レイズ3連戦に2勝1敗と勝ち越したものの、ゲーム差は依然として11。ワイルドカード争いトップのレッドソックスとは、レイズ3連戦前の7差から、7・5差に差を広げられてしまった。残り22試合。もう後がない。