フィリーズ井口資仁内野手(33)は13日、滞在中の米国で退団が確実となった状況を認めた。

 井口は、残留しても定位置確保は絶望的で、シーズン終了直後から保有権を放棄してもらうよう交渉していた。早めに他球団と自由に交渉したいと以前から希望していたが、14日にも自由契約選手になるとみられる。

 井口は「(手続きは)予定通り。もちろん、来季もメジャーでやりたいが、日本(復帰)も含めて条件が出そろった時点で考えたい」と述べ、日米の球団の「いろいろな話を聞けるのが楽しみ」と話した。