<ナショナルズ1-2オリオールズ>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク

 オリオールズ上原浩治投手(34)が左太もも裏に違和感を訴え途中降板した。初回から毎回走者を出す苦しい展開。3回を投げ終えたものの、一ゴロでベースカバーに走るのも自重するような状態で、4回からは2番手バスにマウンドを譲った。試合は何とか2-1で勝ち、オ軍は連勝を飾ったが、予定されていた次回28日のタイガース戦登板は難しくなってきた。

 トレンブリー監督は試合後「深刻な状態ではないが、初回を終えた時点ですでに呼吸が荒かった。暑さによる脱水症状で左太もも裏が張ったり、つったような感じになったんだろう」と説明。24日に再度様子を見て、今後の予定を決定するとしている。ただ左太もも裏は今春のオープン戦中にも痛めた場所。クレイニッツ投手コーチは「故障者リストに入れて3回登板を飛ばすことは、できるなら避けたい」と希望。