米大リーグ、オールスター戦(日本時間14日・アナハイム)の出場選手が4日(同5日)に発表され、マリナーズ・イチロー外野手(36)がファン投票のア・リーグ外野手2位で選ばれ、日本選手でただ1人出場する。先発出場するイチローは、10年連続の球宴出場。

 エンゼルス松井秀喜外野手(36)はアの指名打者2位だったが、選手間投票と監督推薦、インターネット投票で最後の34番目の座を争う各リーグの5選手にも選ばれず、6年ぶり3度目の出場はならなかった。ほかの日本選手はファン投票の各部門の8位(外野手は24位)までに入っていない。

 ファン投票の最多はアのマウアー捕手(ツインズ)で史上3番目の537万2606票。捕手の全体最多得票は10年ぶり。ナ・リーグではプホルス一塁手(カージナルス)が4度目のリーグ最多票を集めた。出場回数は監督推薦のロドリゲス三塁手(ヤンキース)の13回が最多。

 ファン投票1位(外野手は3位まで)が先発し、投手は選手間投票と監督推薦で選ばれる。14勝1敗のヒメネス(ロッキーズ)は選手間投票で初の選出。大物新人投手のストラスバーグ(ナショナルズ)は選ばれなかった。34番目の選手は8日に決まり、出場選手が出そろう。