メッツは29日、新しいゼネラルマネジャー(GM)にサンディ・アルダーソン氏(62)の就任を発表した。本拠地のシティ・フィールドで記者会見した同氏は高橋尚成投手との残留交渉について、31日までと設定されていた期限が1週間程度延長されることを明らかにした。

 アルダーソン氏は、高橋が代理人を変更したばかりで、自身も期限間際でのGM就任になったことから、交渉期間の延長を申し入れたという。同GMは高橋を「先発も救援もできる価値の高い選手」と評している。

 同GMは1983年から97年までアスレチックスのGMを務め、89年にはワールドシリーズ制覇も果たした。今回は4年契約で5年目は球団側が延長の決定権を持つオプションが付いている。