オリオールズ和田毅投手の左肘手術が決まったことを受け、和田とともにオリオールズ入りした同僚のチェン(前中日)は「悲しい。リハビリは厳しいと思うが、早く治してチームに戻ってきてほしい」と心配そうに話した。

 台湾出身の左腕は中日時代の昨年、ソフトバンクとの日本シリーズで和田と先発で投げ合った。チェンは「米国の調整は日本と違うので、けがをしてしまったのも仕方がない」と指摘。自身も2006年に日本で左肘の手術を経験しており「海外でけがをして手術をするのは、自分の国で手術するより苦しい」と思いやった。