左肘手術からの復帰を目指すオリオールズ和田毅投手が16日(日本時間17日)、バージニア州ノーフォークで行われた傘下の3Aノーフォークのリーハイバレー戦に先発し、4回を投げ3安打4失点(自責点3)、5三振2四球だった。マイナーの練習試合では投げていたが、公式戦登板は初めて。

 立ち上がりに制球に苦しみ「バタバタだった」という1回だけで27球を投げた。だが2回以降は落ち着きを取り戻し、78球で4回を投げた。4回に2本塁打を許したものの、チェンジアップやスライダー、カーブも投げ「キャンプ地でやっていたことができた」と笑顔を見せた。

 次回登板は再び3Aで21日(同22日)。「精度を上げたい。次はスムーズにいけると思う」と意欲をのぞかせた。