ヤンキースなどで活躍し、昨季限りで引退した松井秀喜氏(39)が28日、ニュージャージー州トレントンでのマイナー戦で始球式を務めた。

 ヤンキース傘下の2Aトレントンは左手首を骨折した2006年にリハビリで試合に出場した思い出のチーム。トレントンの帽子とユニホームを身につけて始球式に臨んだ松井氏は「球場は当時と何も変わっていない。同じチームでプレーした選手が何人もメジャーに残っているのはうれしい」と話した。

 7月から定期的に1Aスタテンアイランドの練習に参加している松井氏は、トレントンでも練習の補佐役を務めている。