ヤンキースのデレク・ジーター内野手(39)が11日(日本時間12日)、手術した左足首が悪化したため今季4度目の故障者リスト(DL)入りし、今季中はプレーしないことになった。

 昨年10月のポストシーズン中に左足首を痛め、オフに手術。今季開幕からの復帰予定が大幅に遅れ、7月11日に今季初めて試合に出場。だがその後、復帰しては太もも、また復帰してはふくらはぎを痛めてDL入りを繰り返し、7日のレッドソックス戦を最後に足首故障の再悪化でプレーしていなかった。

 今季はわずか17試合に出場し、打率1割9分、1本塁打、7打点だった。

 キャッシュマンGMは「我々は彼を今季プレーさせないことがベストだと判断し、来季のために準備させる」と話した。

 ジーターは「とても失望している。今がシーズンで一番面白い時期なのに、チームに貢献できない。自分の今の仕事は、来季に向けてしっかり準備をすること」と話し、引退は一切考えていないことを明かした。