カブス今永昇太投手(30)が2日(日本時間3日)、米専門テレビ局「MLBネットワーク」が選ぶ4月の最優秀投手賞「ピッチハンド賞」を受賞し、同局のトーク番組に出演した。

今永はここまで6試合に登板し無傷の5勝、防御率は両リーグトップの0・78と圧倒的成績を収めた。前日1日(同2日)のメッツ戦でも7回を3安打無失点、1四球7奪三振の快投で白星を挙げている。

この日は同局の番組「MLBセントラル」に球場から出演し、インタビューに答えた。内容は以下の通り。

-昨日は球速が出なかった状況でどんな修正を。

「マックスの球速は93マイル(約150キロ)くらいはあったんですけど、アベレージとしてそんなに良くなかったので、ここぞの場面でいい真っすぐを投げるために、アマヤ(捕手)とは真っすぐと変化球の使い方を間違いないようにしよう、真っすぐ投げるところ、変化球投げるところをミスしないようにという話し合いをしていました」

-デビュー1カ月でここまで結果を残すと思った。

「僕も思ってなかったですし、僕以上に周りの人が、日本のときから応援してくださってる方がまさかここまでの数字を残すとは思っていなかったと思うので、僕以上に周りがびっくりしているんじゃないかなと思います」

-シカゴでもすでに人気者となり、裸のおなかに名前を書いて応援する熱烈ファンも出た。

「メジャーでまだ1球も投げていない自分が本当に応援してもらえるかなとか、カブスのファンに受け入れてもらえるかなという不安の中で、こういうふうに熱狂的に応援してくれるファンがいて、ものすごく感謝しています」