<メッツ2-7フィリーズ>◇30日(日本時間31日)◇シティフィールド

 故障者リストからの復帰後2度目の登板となったメッツの松坂は制球がばらつき、苦しい投球だった。

 2-6の8回から登板。先頭を2球で追い込んでからのカーブを左翼線に運ばれ二塁打とされた。四球が絡んで1死一、二塁としたものの、ここは併殺で切り抜けた。

 だが、9回は先頭に四球を与えると盗塁と内野ゴロで1死三塁。4番ハワードに犠飛を許した。力のある球もあったが、速球が抜ける場面が多かった。試合後、松坂は「見ての通りです」と不満げに話した。