<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ジャイアンツ6-4カージナルス>◇第4戦◇15日(日本時間16日)◇AT&Tパーク

 ジャイアンツが逆転でカージナルスを6-4で下し、対戦成績を3勝1敗としてワールドシリーズ進出に王手をかけた。

 3-4とリードされた6回、四球と安打で無死一、二塁とすると、代打ダフィーが送りバントを決め、続くブランコの一ゴロが野選となって三塁走者が生還し同点に追いついた。なおも1死一、三塁からパニックは一ゴロに倒れたが、一塁手アダムスが一塁ベースにタッチした後の二塁送球がそれ、三塁走者が勝ち越しのホームイン。さらにポージーに適時左前打が飛び出して、6-4と逆転に成功した。

 先発のボーグルソンは3回7安打4失点と自己最短でマウンドを降りたが、2番手ペティットが3回1安打無失点と好投してチームの逆転につなぎ、7回の2死一、二塁のピンチを5番手のロペスがしのぐと、8回はロモ、9回はカシーヤが無失点に抑えて逃げきった。