ブルージェイズからFAとなっている川崎宗則内野手(33)が7日、東日本大震災の復興支援活動として福島市内の飯舘中仮校舎を訪れた。同校には、東京電力福島第1原発事故の影響で飯舘村から避難した中学生が通っている。

 「恩返し夢教室」と題し、野球指導や特別授業で約100人の子どもたちと交流。「大変なのに前向きに頑張っていて、本当に元気をもらった」と励まされた一方で、降雪のため野球教室が屋内に変更になったことには「雪って積もるんだなと思った。おいどんは鹿児島(出身)でごわすから。トロントもシーズン中は降らないし」と、東北ならではの光景も楽しんだ様子。オフのトレーニングも順調なようで、「明日開幕戦で相手投手がダルビッシュでも問題ない」とムネリン節全開だった。