<マリナーズ11-6ツインズ>◇4日(日本時間5日)◇セーフコフィールド
【シアトル(米ワシントン州)=木崎英夫通信員】マリナーズ・イチロー外野手(34)がツインズ戦で2本のヒットを放ち、連続試合安打を10に伸ばした。初回に外角への130キロのスライダーを相手左腕のパーキンスに打ち返し中前へと運んだ。2試合連続の先頭打者安打で、初回先頭の打率は3割8分3厘に上昇。また5回の第3打席には外角148キロの速球を左前に運び3試合ぶりのマルチを記録した。
7月26日からスタートしたヒットパレードは止まらず、この間、43打数17安打で打率は3割9分5厘と勢いは加速する。「自分の部屋が普段通りの状態に戻った。よく眠れるみたいな」。節目の3000本安打を通過し、周囲の喧騒(けんそう)も消えた。これで今季は50試合を残し、142安打とした。
チームは7回に打者14人を送る猛攻で5年ぶりの1イニング10得点で6点差を跳ね返す逆転勝利。はしゃぐチームメートの多い中でイチローはいつものように1歩引いていた。「その中には入っていくけども、でももう1つのカメラが付いてるみたいな感じ。深みはないですよね。まぁでもそれがうちらのスタイルなんですからね。いいとか悪いじゃなくて」。結果に一喜一憂することより戦いの質はどうなのか。そんなメッセージが潜んでいる。



