小林雅の寄付呼びかけで銚子電鉄黒字に
インディアンス小林雅英投手(34)が存続危機のローカル線を救った。支援協力する銚子電鉄(千葉・銚子市)を27日に訪れ、「セーブ基金」を贈呈した。昨年1月に同電鉄の経営難を知り、自ら広告塔として奮闘したところ、利用客は前年比129%、20万人増という集客に成功。サポーター会員第1号で呼び掛けた寄付金は1500万円を突破し、安全面で急務だった1000本以上の枕木交換も完了するなど、小林の好セーブさまさまだった。
贈呈式の前は、犬吠埼まで車窓からの風景を楽しんだ。「2年前の電車より活気があり、周りの人の顔も元気になっていた」。小林のPRでツアー客が殺到し、名物「ぬれせんべい」は売り上げ倍増。昨年度は久しぶりの黒字も計上した。
セーブ基金は1セーブにつき1万円でも、同電鉄サポーター事務局は「反響は大きく、アクションだけで助けてもらった」と尽力に感謝した。今季は一時クローザーを任されたこともあった小林だが、6セーブ止まり。「セーブはチーム事情もあるので、これからは他の方法も考えたい」と、永久サポーターを約束する。3人目の日米250セーブまであと17だが、「それが目標ではない。欲しいのはチャンピオンリング」と来季はイ軍再生に全力投球する。【中島正好】
[2008年11月28日8時15分 紙面から]
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