メジャー通算462本塁打を放つも、大リーグ選手のステロイド使用を暴露するなど「お騒がせ男」で鳴らすホセ・カンセコ氏(44=元ホワイトソックス)が24日、初めてボクシングのリングに上がった。元有名子役で現在は人気司会者のダニー・ボナデュース(49)を相手に、映画「ロッキー」の舞台フィラデルフィア郊外で、各ラウンド1分で3ラウンドを戦う真剣マッチ。カンセコ氏は威圧感満点の入れ墨ボディースーツに身を包んで、身長差25センチの圧倒的な体格を武器にパンチを繰り出したが、大振りでほとんど当たらなかった。ボナデュースの鼻の頭をうっすら出血させただけでドローに終わり、カンセコ氏は「彼が同じ体格だったら、おそらくオレはKOされていた」と話していた。