インディアンスが18日(日本時間19日)にも、傘下の3Aコロンバス所属の小林雅英投手(35)との契約を解除することがわかった。小林は2年625万ドル(約5億9375万円)の契約2年目。10年は年俸325万ドル(約3億875万円)で球団側が契約更新オプションを持っていたが、今季終了をまたずに自由契約(FA)になることになった。

 すでにシーズン中盤ということもあり、小林は、今季中は米国内で移籍先を探す予定。来季は国内も含め、所属球団を探すことになる。バレンタイン監督が退任予定のロッテをはじめ、救援陣が手薄なチームは多い。日本復帰となれば複数球団が名乗りを上げる可能性はある。

 小林はメジャー1年目となった昨年は57試合に登板し、4勝5敗、防御率4・53。だが今季は防御率8・38と不調で、10試合に投げただけで戦力外となり、3Aコロンバスへ降格していた。マイナーでは2勝2敗、防御率4・66だが、ここ4試合は連続自責0と、調子は上げてきていた。