<マリナーズ3-9ホワイトソックス>◇28日(日本時間29日)◇セーフコフィールド

 マリナーズ・イチロー外野手(37)が、今季自己最多の11試合連続安打に並んだ。ホワイトソックス戦で中前打、左前打の2本を放ち、今季50度目の複数安打をマーク。安打数は151本となり、前人未到の11年連続200安打まで残り30試合で49本とした。

 8回途中まで散発3安打に抑えられていたフロイドに対し、3回の第2打席は初球を、8回の第4打席では2球目と、若いカウントから仕掛けていずれも強いライナーで運んだ。ウェッジ監督が「ここ2週間、打席ではこれまで以上に積極性が見えボールをバットの芯で捉えている」と見ている通りの打撃だった。

 8月17日のブルージェイズ戦から続ける連続試合安打は、6月に記録した今季自己最多の11試合まで伸びた。「この時期はもう必死になるけどね、どのシーズンも。もう(残り)1カ月だからね。状態関係なく、そうなんなきゃいけないしね」。残り3試合の8月は、無安打がわずかに3試合と安定度を高めるが「ラストスパートっていう感じではないけど」。追い込みをかける9月に、結果を伴った打撃感覚をきっちり整えてきた。

 守備では猛突のスライディング捕球。さらには、フェンスに早く到達し過ぎてジャンプできなかった7月の失敗を生かし、飛球をフェンス約1メートル手前でつかみフェンスに身を預ける好捕を見せた。「あれ(7月の失敗)があるから距離感を測りかねてるのはあるわね」。攻守に前進するイチローの今季最終30試合が始まる。【木崎英夫通信員】