オリオールズの和田毅投手(31)が左肘手術後初めてブルペン投球を行った。高さが半分で傾斜の緩いリハビリ用のマウンドながら、直球を20球。「7、8割の力だけど、久しぶりで楽しかった」と充実の笑顔を見せた。来週にも通常のブルペンに入る予定。「日に日に状態が良くなっている実感がある。ただ、そう簡単にいかないことも分かっている。焦らずにやっていく」と気持ちを引き締めた。4月の実戦復帰、5月か6月のメジャー昇格の青写真を描くショーウォルター監督は「順調に来ている」とひと安心の様子だった。