メジャーは新協定締結まで、マー君に1歩も近づけない。大リーグ機構(MLB)が、日本野球機構(NPB)との間で折衝を続けている新たなポスティングシステム(入札制度)を含めた日米選手協定が契約を確定するまで日本の球団及び選手と接触しないよう、メジャー全30球団に通告書を送っていたことを7日、米ニューヨーク・ポスト電子版が報じた。

 通告書を受けた人によると、同書には新協定の契約まで「数週間かかる可能性がある」と記されていたという。メジャー移籍が注目される田中将大投手(25)については、ポスティングシステムでは入札額を含めて総額1億2000万ドル(約120億円)が必要とされ、あまりにも高額になるようならばMLB球団はFAになることを待つかもしれないともしている。