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阪神西岡三塁構想も　上本と二塁争いし烈

練習休日に穏やかな表情で報道陣に対応する和田監督（撮影・清水貴仁）
練習休日に穏やかな表情で報道陣に対応する和田監督（撮影・清水貴仁）

　西岡ＶＳ上本はエンドレスバトル！！　阪神西岡剛内野手（３０）と上本博紀内野手（２８）の二塁レギュラー争いの結論が、遅ければ開幕１週間前の３月下旬までずれ込むことが２０日、分かった。宜野座キャンプ休日、和田豊監督（５２）が２人の激戦の行方を展望した。

　「結論は、出た時点で結論。まだ、どっちかには決まっていない。結論があれば、どちらかに固定していく。今年、これで行きたいというのはある。（開幕オーダーを組むのは）最後の１週間くらいじゃないか」

　ハイレベルな争奪戦は今日２１日からのキャンプ最終クールに入っても決着する気配はない。３月のオープン戦もベストな布陣を探り、開幕オーダーを組むのは同２０日からのオリックス３連戦（京セラドーム大阪）になりそう。西岡と上本の争いも、じっくり見極める方向だ。

　デッドラインはいつ？　和田監督は「暗くなる話題じゃない。死のラインじゃないからね。どっちかを殺すわけじゃない」と説明。両者を開幕後も併用する案を披露した上で、西岡の三塁起用構想も初めて認めた。「戦略的に、それはね。その２人だけじゃない」。三塁を狙う今成や新井に加え、初めて西岡の三塁起用案を明かした。両者が譲らない場合は実績のある西岡を三塁に回す可能性も出てきた。

　西岡自身も日刊スポーツのインタビューで三塁について「チーム全体を考えると僕の頭のどこかに『三塁もあるな』というのはあります」と話している。もちろん、二塁の定位置が最優先だが、三塁レギュラーもちらつく。【酒井俊作】

　［2015年2月21日11時17分　紙面から］



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