阪神の開幕投手に内定しているランディ・メッセンジャー投手(33)が先発し、貫禄の投球だ。この日は変化球を多投。

 2回は連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、坂田をフォークで空振り三振に抑えた。2死後には森を内角低めカーブで空を切らせ、窮地をしのいだ。

 寒い天候だったが、4回無失点。「宜野座のDeNA戦(2月24日)は真っすぐ主体だったからね。あの試合、変化球が良くなかった。変化球を多めに投げたかったんだ」と振り返った。

 3月27日の開幕中日戦(京セラドーム大阪)での開幕投手が決定的だが「シーズンに向けての準備さ。それだけだよ」と自然体だった。