打撃不振に苦しんでいたロッテ荻野貴司外野手(29)と鈴木大地内野手(25)が、復調の兆しをみせた。

 6回2死満塁から、今季初打点となる3点三塁打を放った荻野は、「2回チャンスで凡退していたので、みんなが作ってくれたチャンスで3度目にして打つことが出来て良かった。これからも打って、チームに貢献したい」。

 同じく6回に右前適時打を放つなど、今季初の猛打賞をマークした鈴木は、「自分がこういう状態(試合前時点で打率1割7分5厘)でも監督、コーチが使ってくれ、またファンの皆さんも熱い声援を送ってくれたので、自分は全力でプレーするだけでした。これからも、1つ1つのプレーを全力でやっていくだけです」と、振り返った。