日本ハム西川遥輝内野手(23)が、劇的なサヨナラ勝利の主役になった。

 5-5で迎えた9回1死一塁。左翼フェンス直撃の適時二塁打でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 3回には貴重な先制点を挙げ5打数2安打2打点の活躍。お立ち台では「本当に、やっと札幌ドームで打てたなという感じ」と余韻に浸ったのもつかの間で「西川節」がさく裂した。

 サヨナラ勝利のホームベースを踏んだ杉谷に「普段は何もしてくれないので、こういうところで貢献してくれたのかな」とニヤリ。さらに21日楽天戦でパ・リーグ歴代4位の5時間37分の激戦を制したが、連夜の延長突入は防いだ。「みんな延長はしたくない雰囲気だったので、貢献出来て良かった」と誇らしげに笑顔を浮かべていた。