中日が、かつて在籍した中田に悔しい完投勝ちを許した。

 平田、ナニータを故障で欠く打線に元気がなく、公式戦では初対戦の右腕を打ち崩せなかった。対照的にパ・リーグ経験の長い八木は2回までに6失点とめった打ちにあった。谷繁元信兼任監督(44)は「初回に何とか同点というところで1点が取れず、うまく流れが来なかった」と初回の逸機を攻撃面のポイントに挙げた。