DeNAが土壇場の追い上げも及ばず、交流戦カード負け越しスタートとなった。

 4点を追う9回に相手の暴投とバルディリスの適時打二塁打で3点を奪い1点差。なお1死二、三塁と一打サヨナラの好機をつくったが、高城、代打白崎が倒れ、奇跡の逆転劇とはならなかった。

 中畑清監督(61)は、「悪い失点の仕方。戦っていない。奇跡を起こす感じになったけど、最初にゲームをつくれなかったのが敗因」と、暴投、失策が絡んでの2、4回の失点、2死無走者からの四球から失点した8回を厳しく指摘。打線の粘りには「よく追い上げました」と評価したが、最後まで表情は厳しかった。