DeNAの先発井納翔一投手(29)が6回10安打4失点で降板した。

 2回にバルディリスの先制ソロで援護を受けたが、直後にヤクルト山田に同点ソロを浴びた。さらに4回に2点を奪われ逆転を許すと、6回にも失点を重ねた。

 球威は十分だったが、変化球が高めに浮き、制球に苦しんだ。「先制点をもらった後にすぐに点を取られてしまい、その後も抑えきれず、申し訳ないのと情けない気持ちでいっぱいです」と悔しそうに振り返った。試合後、クラブハウスに戻る際には人目をはばからず号泣。「自分に勝ちが付かないのはいい。でも、自分が金曜日に回ってから、全部、足を引っ張っている。悔しいし、情けない」と声を絞り出した。