阪神元主砲の桧山進次郎氏(46=日刊スポーツ評論家)が26日、兵庫・西宮市の津門公園野球場で野球教室を開催した。

 「アットホーム・プレゼンツ 桧山進次郎 BASEBALL CLINIC」と題し、小学3年生から小学校6年生までの30人を熱血指導。外野守備に加え、現役時代さながらのスイングでお手本の弾丸ライナーを飛ばすと、子どもたちから歓声が上がった。

 桧山氏は「お父さん、お母さん、教えてもらっている監督さん、コーチの方々に感謝して、大好きな野球を続けてください」と優しく語りかけるようにあいさつ。「チームメートを信頼して、野球を楽しんで、甲子園に出て、将来タイガースを強くしてください」とエールを送った。

 猛暑の中、1人1人丁寧に教えた指導は3時間に及んだが、「みんな暑い中、よく頑張ってくれました。子どもたちが元気に野球に打ち込む顔を見ながら、教えられるのは幸せですね。僕の方がパワーをもらいました」と感謝していた。