ロッテ石川歩投手(27)が7回1失点で自身の連敗を3で止め6月30日以来の8勝目を挙げた。

 岸に投げ勝ちチームの4連勝に貢献し、3位西武とのゲーム差も2に縮めた。お立ち台では「上が見えてきたので、もう1度全員で勝ちにいきたい」と気勢を上げた。

 勝利への分岐点は7回1死満塁だった。栗山に対しストライクからボールになるシンカーで空振り三振に仕留めた。「自分の中でも置きに行かないように、ボールでもいいと思って投げた」と言う。勝てなかった3試合は状況判断ができていなかったと反省。「ボールにするところはボールにする。落ち着いてやるようにした」と話した。