阪神が鉄壁の継投で逃げ切った。

 同点の8回は28日の同カードで好投した安藤優也投手(37)を投入してフライアウト3つに片づけた。「何とか無難に3人で抑えられました」と振り返る。

 リズム良く攻撃に移ると9回に勝ち越し。最終回を託された呉昇桓投手(33)が落ち着いたマウンドさばきで寄せつけなかった。リーグトップを守る今季29セーブ目。「藤井さんが真っすぐ中心でリードしてくれて、真っすぐはいい感じで来ていたと思う」と話した。

 31日からは甲子園でヤクルトと首位攻防戦。「もっと集中してやっていきたい」と気を引き締めていた。