中日が悪夢の逆転サヨナラ負けを食らった。連敗は94年以来21年ぶりの「8」になった。2点リードの9回から登板した福谷浩司投手(26)が1死から四球、中安、四球で満塁とされ、片岡、坂本に適時打を浴びた。勝ちムード一転、目前で白星を逃がすショッキングな負け方だった。

 谷繁元信兼任監督(44)は乱調の福谷を続投させたことについて「あそこの場面で投げさせているということは、ベンチとしてはやっぱり最後を締めてほしかった」と悔しそうな顔で話した。