阪神の中継ぎ陣が終盤、ヤクルト打線につかまった。

 3点ビハインドの8回。9回の逆転につなげたい阪神は岩本輝投手(22)を投入。しかし先頭川端に二塁打を打たれると、山田、畠山に連続四球。無死満塁とし降板した。

 後を受けた高宮和也投手(33)も大炎上。雄平、大引、途中出場の三輪、中村に4者連続適時打。この回だけでヤクルトに5点を許し、試合の大勢が決まってしまった。岩本は試合後「打者に勝負出来なかった。次はしっかり準備したい」。高宮も「1点も与えられない状況で最初の雄平を何とかしたかった」とうつむいた。