阪神梅野隆太郎捕手(24)が9回に4号2ランを放ち、完封負けを阻止した。

 9回1死一塁から意地の1発を見せた。カウント2-2からの5球目、広島2番手中崎の外角スライダーを左中間スタンドまで運んだ。その後も1死満塁とチャンスは続いた。しかし、4番ゴメスが遊ゴロ併殺に倒れ、追い上げはそこまでだった。梅野は「やられたことが一番悔しい。何とか明日につなげたい。チームが勝つことが一番です」と唇をかみしめた。

 7月1日ヤクルト戦(神宮)以来の本塁打だった。