ＤｅＮＡが広島に打ち勝ち、３カードぶりの勝ち越しを決めた。

　２点を追う３回に打者一巡の猛攻で一挙５得点で試合をひっくり返すと、１点差に迫られた７回には、ロペスのソロ弾、嶺井の２ランで突き放した。勝率で中日を上回り最下位も脱出。中畑清監督（６１）は「久しぶりに打線が爆発してくれた。久しく味わっていない感覚。よくやってくれた」と打線の復調に手応えを示した。

　先発モスコーソは４回５安打３失点で降板となったが、須田、三上、エレラ、長田とつないで逃げ切った。同監督は「須田が苦しい中でよく耐えた。三上もゼロで踏ん張ってくれた」と中継ぎ陣の頑張りも評価した。