中日がＤｅＮＡ山崎康をあと１歩まで追い詰めながら敗れ、今季４度目の５連敗を喫した。

　２点を追う９回。無死一、二塁で和田の会心の一打は不運にも三直。続くエルナンデスは投手強襲の鋭い当たりを放ったが、山崎康は右脚を痛めながらアウトに。森野の四球で２死満塁となり、代打藤井は痛烈な左前打。同点かと思われたが、二塁走者平田がクロスプレーの本塁憤死でゲームセットになった。

　悲劇的な幕切れで、ＤｅＮＡ戦は４試合を残して負け越し決定。

　谷繁元信兼任監督（４４）は「負け越しは本意じゃない。数字に出る以上、今から逆転はできない。１つでも返していけるようにしないと」と悔しそうだった。