ロッテは楽天先発の菊池を打ちあぐね、連勝を逃した。数字上、優勝の可能性が消滅した。

 0-1の3回にバスターエンドラン、犠打、スクイズと小技を重ねて2点を奪い、一時は逆転。だが、4回以降は走者を出しても、つながらなかった。菊池に7回まで投げられ、8安打2得点に終わった。すると、同点の8回、失策が絡んで2点を勝ち越された。

 伊東勤監督(53)は「(先発の)チェンは、よく頑張って試合を作ったけど。菊池を打てない。パターンは一緒。打ち崩せていない。外国人がもうひとつ。彼らが引っ張ってくれないと」と、デスパイネ、クルーズの奮起を願った。

 3位西武が敗れただけに、ゲーム差を詰めるチャンスだったが、2ゲーム差のままだ。