大学生のプロ野球志望届提出者は以下の通り。81人が提出した。ドラフト会議は10月22日に行われる。
北海道学生野球連盟
東農大北海道・井口和朋投手(武相)
大学日本代表にも名を連ね、3年秋の明治神宮大会で4強入り。4年春の全日本大学選手権でも、完投勝利を挙げた。最速149キロ。鋭いスライダーに緩いカーブも投げる。175センチ、82キロ、右投げ右打ち
- 東農大北海道・井口和朋
東農大北海道・樋越優一捕手(千葉経大付)
主将で4番を務める強打の捕手。今秋はリーグMVPに輝く。180センチ、89キロ、右投げ左打ち
東農大北海道・渡部生夢捕手(旭川実)
強肩と勝負強い打撃が特徴。170センチ、78キロ、右投げ右打ち
札幌学生野球連盟
北海学園大学・川越誠司投手兼外野手(北海)
最速149キロ左腕で野手としても1年春から4番と注目の二刀流。175センチ、80キロ、左投げ左打ち
北東北大学野球連盟
富士大・多和田真三郎投手(中部商)
最速151キロのドラフト1位候補。1993年(平5)4月13日、沖縄県中城村生まれ。中部商では1年秋からベンチ入りし、3年夏の沖縄大会準優勝。富士大では1年春からリーグ戦に登板し、通算32勝8敗。1年秋の神宮大会・国際武道大戦でノーヒットノーランを達成。182センチ、82キロ。右投げ右打ち
- 富士大・多和田真三郎投手
八戸学院大・尾山将悟投手(北海学園札幌)
伸びのある直球とスライダーが武器。185センチ、82キロ。右投げ右打ち
仙台6大学野球連盟
仙台大・熊原健人投手(柴田)
最速152キロの速球とフォーク、チェンジアップなどが武器。高校時代は甲子園出場なし。仙台6大学リーグでは2年時の13年春に初登板。14年春はリーグタイ記録の1試合19奪三振をマークするなど、4勝を挙げて優勝に貢献。同年秋はリーグ史上13人目のノーヒットノーランを達成。昨年、今年と2年連続の全日本大学選手権出場。今春までリーグ戦通算11勝3敗。178センチ、85キロ。右投げ右打ち。
【スカウトコメント】
◆巨人山下スカウト部長 1位候補であることは間違いない。
◆阪神中村GM 中継ぎで1、2回を任せられそう。(今年の中では)トップクラスではないか。
◆ヤクルト小川SD パワー系の投手。ストレートのスピードは魅力が大きい。
◆中日中田スカウト部長 打たれたのは甘いコースに入ったもので、1つ1つの球はやはり素晴らしい。
◆広島苑田スカウト統括部長 タイプ的には抑えかな。うちにはあまりいないタイプ。落ちるボールを見てみたかった。
◆楽天上岡スカウトグループマネジャー 十分プロで通用するボール。間違いなく今年の(1位)12人に入ってくる逸材です。
- 仙台大・熊原投手
東北学院大・本田圭佑投手(東北学院)
最速147キロの直球にカーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を駆使。179センチ、80キロ、右投げ右打ち
東北福祉大・佐藤優投手(古川学園)
長身から繰り出す最速152キロの直球とスライダーが持ち味。187センチ、75キロ。右投げ左打ち
東北福祉大・岸本竜之輔内野手(光星学院)
172センチ、73キロ、右投げ左打ち
千葉県大学野球連盟
国際武道大・鈴木康平投手(千葉明徳)
高校時代から注目された逸材。長身から最速148キロの直球を投げ込む。186センチ、78キロ、右投げ右打ち
城西国際大・宇佐見真吾捕手(市柏)
強肩強打、大学日本代表。181センチ、87キロ、右投げ左打ち
- 城西国際大・宇佐見真吾捕手
関甲新学生野球連盟
白鴎大・塚田貴之投手(白鴎大足利)
直球主体の強気な投球が持ち味。184センチ、82キロ、左投げ左打ち
常磐大・吉田慶司郎投手(仙台育英)
角度ある直球とキレ味抜群のスライダーが武器。190センチ、83キロ、右投げ右打ち
平成国際大・海老沼洋輔投手(桐生第一)
178センチ、74キロ、右投げ右打ち
平成国際大・先生優成投手(相良)
181センチ、80キロ、右投げ右打ち
東京新大学野球連盟
淑徳大・長屋佑弥外野手(所沢中央)
右投げ右打ち
創価大・北川利生(りお)捕手(大阪桐蔭)
外野手から捕手に転向。逆方向に長打を放つ。強肩。177センチ、80キロ、右投げ右打ち
創価大・小松貴志投手(創価)
直球と縦スラのコンビネーション。しっかりと試合を作る先発右腕。174センチ、74キロ。右投げ右打ち
東京国際大・村田陽春投手(日南学園)
173センチ、78キロ、右投げ右打ち
東京国際大・西脇良捕手(聖パウロ学園)
182センチ、84キロ、右投げ左打ち
東京6大学野球連盟
法大・畔上翔外野手(日大三)
巧打が魅力の外野手。日大三では主将として3年夏に全国制覇。178センチ、87キロ。左投げ左打ち
- 法大・畔上翔
立大・大城滉二内野手(興南)
興南では1年秋からベンチ入りし、2年時に甲子園春夏連覇を達成した。立大では1年秋、3年秋にベストナイン獲得。今春リーグ史上31人目となる通算100安打を達成。175センチ、71キロ。右投げ右打ちの遊撃手
- 立大・大城内野手
慶大・谷田成吾外野手(慶応)
「ヨシノブ2世」のスラッガーで今秋も本塁打を量産中。今秋は5本塁打放つなどここまで通算15発。大学日本代表。183センチ、89キロ、右投げ左打ち
- 慶大・谷田成吾
慶大・横尾俊建内野手(日大三)
日大三時代は4番打者で全国制覇。慶大では主将、大学日本代表。今秋リーグタイの4試合連続本塁打。177センチ、90キロ、右投げ右打ち
慶大・山本泰寛内野手(慶応)
華麗な遊撃守備が売り。176センチ、76キロ、右投げ右打ち
明大・菅野剛士外野手(東海大相模)
小柄ながら4番に座る強打者。パンチ力ある打撃が持ち味で、歴代最多タイとなるリーグ通算27本の二塁打。171センチ、82キロ、右投げ左打ち
明大・髙山俊外野手(日大三)
10月10日、リーグ通算128安打目を放ち、明大OBでDeNA高田繁GM(70)の最多安打記録を48年ぶり更新。走攻守揃う大型外野手。日大三では3年夏の甲子園で日本一。181センチ、84キロ、右投げ左打ち
【スカウトコメント】
◆ヤクルト鳥原チーフスカウト バッティングは1軍選手と遜色ない。足と肩は即戦力。レギュラーを取る力がある。
◆広島苑田スカウト統括部長 軸に力をためて間をつくれるから、体が開かず、速い球にも変化球にも対応できる。芯で打つのがうまくて、90度をうまく使える。プロでも3割は打つでしょう。
- 通算128安打を放った明大・高山は記録を示すスコアボードとともに写真に納まる
明大・坂本誠志郎捕手(履正社)
大学日本代表の正捕手。素早いスローイングとインサイドワークに定評。175センチ、77キロ、右投げ右打ち
明大・上原健太投手(広陵)
ドラフト1位候補の大型左腕。球種はカーブ、スライダー、フォーク、シュート、スクリューなど多彩。最速151キロ。190センチ、86キロ、左投げ左打ち
- 明大・上原健太
早大・河原右京内野手(大阪桐蔭)
主将を務め2番を打つ二塁手。今春の全日本大学選手権優勝。今春ベストナイン受賞。172センチ、76キロ、右投げ左打ち
早大・茂木栄五郎内野手(桐蔭学園)
3番を打つ三塁手。大学日本代表。171センチ、75キロ、右投げ左打ち
- 早大・茂木栄五郎内野手
早大・重信慎之介外野手(早実)
50m5秒8の俊足1番打者。今春の全日本大学選手権優勝。173センチ、67キロ、右投げ左打ち
東都大学野球連盟
専大・浜田竜之祐内野手(鹿児島実)
186センチ、90キロ、右投げ左打ちの大型三塁手。専大不動の4番打者
東農大・山下祐輝投手(人吉)
長身から投げ下ろす直球と縦すらが武器。187センチ、80キロ、右投げ右打ち
日大・山崎晃大朗外野手(青森山田)
東都大学屈指のスピードスター。50m5秒9。守備範囲も広い中堅手。173センチ、68キロ、左投げ左打ち
青学大・吉田正尚外野手(敦賀気比)
ユニバーシアード大学日本代表の4番打者。プロ2軍との壮行試合で本塁打。8月末に行われた高校日本代表との試合では2本塁打。1993年(平5)7月15日、福井県生まれ。6歳から野球を始め、足羽中では鯖江ボーイズに所属。敦賀気比では2度甲子園に出場。高校通算52本塁打。青学大では1年春から出場し、1部、2部通算108安打。好きな選手はナショナルズのブライス・ハーパー。50mは6秒2、遠投100m。家族は両親と兄。173センチ、80キロ、右投げ左打ち
【スカウトコメント】
◆巨人山下スカウト部長 飛ばす力は一番ある。プロで打率を残すのは高山かもしれないが、ホームランは吉田。外れ(1位)に残っていたら、また重複して抽選になるのでは。
- 青学大・吉田正尚外野手
国学院大・柴田竜拓内野手(岡山理大付)
大学日本代表のレギュラー遊撃手。堅実な守備力は大学屈指。小柄だが力強い打球を飛ばす。昨秋、今春ベストナイン。167センチ、70キロ、右投げ左打ち
東洋大・原樹理投手(東洋大姫路)
主将を務める。最速148キロの右腕。今春は2部リーグ8勝、防御率0・69で最優秀投手に輝いた。今秋は2部優勝へチームを引っ張った。178センチ、70キロ。右投げ右打ち
中大・神里和毅外野手(糸満)
50m走5秒9の俊足を誇る。左方向へ強い打球を打つ打撃も魅力。中大では主将。177センチ、79キロ。右投げ左打ち
亜大・藤岡裕大内野手(岡山理大付)
走攻守3拍子兼ねそろえた東都屈指の内野手で、球に逆らわず広角に打ち分ける。昨年秋のリーグ戦では首位打者。日本代表。50m5秒9、遠投120m。178センチ、83キロ。右投げ左打ち
- 亜大・藤岡裕大
亜大・北村祥治内野手(星稜)
入学直後から二塁手として活躍。シュアな打撃に定評、2番打者として小技も冴える。日本代表では捕手もこなした。177センチ、81キロ。右投げ右打ち
亜大・板山祐太郎外野手(成立学園)
守備に定評があり、長打力も魅力。ベストナイン2度受賞。180センチ、79キロ。右投げ左打ち
立正大・岡本仁内野手(PL学園)
PL学園時代は4番を打った。172センチ、80キロ、右投げ右打ち
駒大・今永昇太投手(北筑)
140キロ台後半の直球と切れ味鋭い変化球が武器。春のリーグ戦は左肩腱板(けんばん)炎症で離脱。今シーズンは2試合で先発しまだ勝ち星はないが、昨秋までリーグ通算18勝を挙げ、ドラフト1位の評価は不変。178センチ、80キロ、左投げ左打ち
- 駒大・今永昇太
首都大学野球連盟
帝京大・西村天裕投手(和歌山商)
最速152キロ。リーグ通算300奪三振を達成。177センチ、92キロ、右投げ右打ち
帝京大・青柳晃洋投手(川崎工科)
サイドからのキレの良い直球、変化球を投げ込む。181センチ、79キロ、右投げ右打ち
東海大・吉田侑樹投手(東海大仰星)
3年春、エースとして大学日本一に貢献。大学日本代表。187センチ、80キロ、右投げ右打ち
- 東海大・吉田侑樹
東海大・中川皓太投手(山陽)
安定感抜群のサウスポー。183センチ、83キロ、左投げ左打ち
東海大・渡辺勝外野手(東海大相模)
高校時代から好打者として注目され甲子園でも活躍。172センチ、77キロ、右投げ左打ち
東海大・田中俊太内野手(東海大相模)
兄は広島田中広輔内野手。177センチ、78キロ、右投げ左打ち
神奈川大学野球連盟
神奈川大・児玉龍也投手(九州国際大付)
緩急を付けた投球が持ち味。176センチ、72キロ、左投げ左打ち
関東学院大・若林篤志投手(北海道栄)
安定したフォームから140キロ前後の直球をコーナーに投げ分けるサウスポー。球速表示以上の威力。今春リーグ戦で7勝。180センチ、73キロ、左投げ両打ち
関東学院大・野原仁士投手(小山西)
最速148キロ。184センチ、79キロ、右投げ右打ち
鶴見大・高橋幸貴外野手(東京実)
守備、走塁が得意。170センチ、61キロ、右投げ左打ち
愛知大学野球連盟
愛知大・中川誠也投手(伊勢工)
140キロ台の速球が武器の東海地区屈指のサウスポー。高校時代は甲子園にも出場。178センチ、81キロ、左投げ左打ち
愛知学院大・森田脩平内野手(栄徳)
1番打者を務める二塁手。俊足が武器で走塁に自信。174センチ、66キロ、右投げ左打ち
日本福祉大・西川昇吾投手(大成)
決め球はツーシーム。178センチ、84キロ、左投げ左打ち
星城大・西浜幹紘投手(南伊勢)
最速149キロ。174センチ、78キロ。右投げ右打ち
中京大・方田健斗投手(菰野)
緩急自在の投球が特徴。183センチ、80キロ。右投げ右打ち
名経大・渋谷直駿投手(栄徳)
キレの良さが持ち味。175センチ、82キロ、左投げ左打ち
東海地区大学野球連盟
常葉大浜松キャンパス・岡田圭市投手(呉港)
1993年(平5)4月18日、広島・呉市生まれ。小2でソフトボールを始め呉中央中では内野手。中3で投手となり、当初は上手投げだったが横手投げへ。呉港に進学も、高校時代の最高成績は広島県8強。常葉大浜松に進学し1年春から登板。リーグ通算35勝13敗。サイドから最速144キロの速球を投げ込む。今春は8勝を挙げ58イニングを投げ自責ゼロの快投。182センチ、76キロ、右投げ右打ち
中部学院大・斎藤弘志投手(大産大付)
キレの良い直球をコーナーに投げ分ける。172センチ、72キロ、左投げ左打ち
中京学院大・宮地翔太投手(中京)
190センチ、91キロの巨体から最速147キロ速球を投げ込む。スプリット、ツーシームなど変化球も多彩。右投げ右打ち
中京学院大・山川隆介外野手(皇學館)
3年春に最優秀選手。小柄だがパンチ力ある打撃が持ち味。172センチ、72キロ、右投げ左打ち
日大国際関係学部・柿沼友哉捕手(誠恵)
4番を打つ強打の捕手。コンスタントに2秒を切るスローイングにも自信。球秋のリーグ戦3連覇に貢献。180センチ、82キロ、右投げ右打ち
関西学生野球連盟
同大・川端晃希捕手(大阪桐蔭)
安定感抜群のスローイングとキャッチングに自信。打っても一発長打。177センチ、80キロ、右投げ右打ち
立命大・山足達也内野手(大阪桐蔭)
大学日本代表。巧打の内野手でユニバーシアード優勝。50m5秒8の俊足。174センチ、75キロ、右投げ右打ち
立命大・桜井俊貴投手(北須磨)
1993年(平5)10月21日、神戸市生まれ。多聞東小4年から野球を始める。多聞東中から北須磨高に進学し、2年秋からエース。甲子園出場経験はなし。立命大では1年秋から関西学生野球リーグ登板。3年秋にU21日本代表に選出。今秋リーグ戦で自己最速150キロをマークした。181センチ、82キロ。右投げ右打ち
- 立命大・桜井俊貴投手
関西6大学野球連盟
大商大・岡田明丈投手(大商大付)
最速153キロの速球が武器のドラフト1位候補右腕。1993年(平5)10月18日生まれ。大泉第二中(東京)の軟式野球部で三塁手として野球を始める。大商大高1年から投手に。3年夏は大阪大会8強。大学では1年春に初先発。今春リーグ戦で31イニング連続無失点を記録。6月の全日本大学選手権8強。リーグ通算14勝3敗。185センチ、82キロ、右投げ左打ち
- 大商大・岡田明丈投手
大商大・吉持亮汰内野手(広陵)
俊足巧打の遊撃手で強肩。今春リーグ戦で首位打者。174センチ、64キロ、右投げ右打ち
大院大・木口奨外野手(鶴岡東)
184センチ、90キロ。右投げ右打ち。
中国地区大学野球連盟
広島国際大・仁田裕紀投手
171センチ、61キロ、右投げ右打ち
九州6大学野球連盟
福岡大・草清優真外野手(日南学園)
180センチ、78キロ。右投げ左打ち
福岡6大学野球連盟
福岡工大・笛田怜平投手(鹿児島南)
186センチ、75キロ、右投げ右打ち
九州地区大学野球連盟
日本文理大・田中豊樹投手(佐賀商)
2年時に日本代表に選ばれ日米大学野球出場。最速152キロの威力十分の速球が武器。180センチ、90キロ、右投げ右打ち
日本文理大・栄光貴投手(日本文理大付)
最速150キロ。カーブ、カットボール、フォーク、シュートなど変化球も多彩。184センチ、80キロ、右投げ右打ち
鹿屋体育大・白幡惇投手(札幌国際情報)
粘りの投球が持ち味で試合を作る。174センチ、75キロ。左投げ左打ち
第一工大・呉念庭(うー・ねんてぃん)内野手(共生)
台湾出身。走攻守3拍子揃った二塁手。178センチ、75キロ、右投げ左打ち
第一工大・久木田雄介内野手(れいめい)
1年時から出場の大型遊撃手。182センチ、80キロ、右投げ右打ち
第一工大・国場翼投手(具志川)
最速149キロの直球が最大の武器。181センチ、81キロ、右投げ左打ち
主な未提出社と希望進路
丸子達也内野手(早大)=JR東日本
吉永健太朗投手(早大)=JR東日本
渡辺和哉内野手(専大)=JR東日本