阪神が6回に勝ち越した。

 1死一、二塁から3番マット・マートン外野手(33)が左前適時打を放ち同点。「前の2打席は抑えられていたから、この打席は打ってやるんだという気持ちが強かったよ。でも頭では冷静に、ストライクゾーンのボールをコンタクトすることだけを心がけていたんだ。打てて良かったよ」。前日28日巨人戦(甲子園)に続き、2試合連続で打点をマークした。

 さらに2死一、二塁とし、5番今成亮太内野手(27)が内角直球を中前に運び勝ち越し。「詰まらされましたが、いいところに落ちてくれました。会心のヒットとはいきませんでしたが、チャンスだったのでヒットになれば何でもいいです。ランディ(メッセンジャー)が投げているときは、いつも援護点が少なくて迷惑をかけていたので、こうして点を取ることができてよかったです」と振り返った。

 5回まで2安打無得点に抑えられていたDeNA先発山口から2点をもぎ取った。