日本ハム木佐貫洋投手(35)が30日、札幌市内の球団事務所で引退会見を行った。

 前日29日に今季限りでの現役引退を表明。通算62勝を挙げた「松坂世代」を代表する右腕は会見の冒頭で「私、木佐貫洋は本日をもちまして、引退させていただくことに決めました」と、あいさつ。「戦力外通告を受けてから、選手を続けるのか続けないかを、ずっと考えてきた。そこを数日前に区切りを付けて、スッキリしています」と、現在の心境を吐露した。

 この日、出場選手登録され、午後6時開始予定のロッテ戦(札幌ドーム)で現役最後の登板が予定されている。「プレーヤーとして今日が最後の1日になるかと思いますが、精いっぱい頑張りたいと思います」と意気込んだ。試合後には引退セレモニーも開催される。