8日の練習中に首を痛めたソフトバンク柳田悠岐外野手が2日続けて紅白戦を欠場し、治療に専念した。9日に27歳の誕生日を迎えたが、グラウンドには姿を見せず。痛めているのは首の起立筋で、今日10日の紅白戦出場は、状態を見て判断。「昨日よりは良くなっている。でも、まだ普通に痛いですよ。寝違えたような感じです」と話した。

 9月26日ロッテ戦で死球を受けた左膝も骨挫傷だったことが判明。14日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージまであと4日と、予断を許さない。新井チーフトレーナーは「首はCSまでには治ると思うが、走るほうがどこまで上がっていくか。7割の力で走れて、守っても悪化しない状態になれば」と話した。

 12日の紅白戦に出場できなければ、前日練習で動きを確認し、ぶっつけ本番で実戦復帰する可能性もある。工藤監督は「CSは大丈夫だと思っている。大丈夫になってほしいという期待はある」と1日も早い回復を願った。