西武が今秋ドラフトで花咲徳栄(埼玉)の大滝愛斗(あいと)外野手(3年)をリストアップしていることが14日、分かった。

 大滝は今夏甲子園大会で4番として8強入りに貢献。2回戦・三沢商戦では50メートル6秒の俊足で高校通算28号となるランニング本塁打を放つなど3拍子そろった素材だ。今ドラフトでは現段階では約50人をリストアップして8割が投手と強化方針を鮮明にしているが、地元出身の大滝は数少ない野手候補の1人に名を連ねている。また鈴木球団本部長は「1位候補は14~15人」と話し、富士大の最速152キロ右腕、多和田真三郎投手(22)を最有力候補に位置付けている。