阪神金本知憲新監督(47)が25日、甲子園で行われた秋季練習で野手に指導した。

 前日24日に引き続き、この日もジャージー姿で身ぶり手ぶりの助言。今季、プロ5年目の一二三慎太外野手(23)にはティー打撃のときから声を掛けて、フリー打撃でも付きっきりでチェック。「(バットの)トップが浅いとか深いではなく、ステップが遅い。間がまったくないから。(体が)突っ込む」と指摘した。187センチ、94キロと恵まれた体が持つが、ここまで1軍戦に未出場。「もったいない。持てあましているから。持っているものの20%くらいしか出していないんじゃない?」と話していた。育成・原口文仁捕手(23)らにも積極的に話し掛けていた。