楽天中川大志内野手(25)が、楽天でプロをスタートさせた選手に限れば、チーム生え抜き日本人で初となる2桁本塁打を目標に掲げた。

 21日、仙台市の球団事務所で契約更改に臨み、630万円から370万円アップの年俸1000万円(推定)でサインした。

 今季は5月に1軍へ昇格すると、ソフトバンク戦でプロ初本塁打を放つなど持ち味の長打力が開花。5、6月には計14試合で4番を務め、2打席連続弾にサヨナラ本塁打を放つなど、チームに貢献した。

 後半戦は不振に陥り、最終的には62試合で打率2割3分5厘、5本塁打、21打点だった。

 「自分の中では後半戦の悔いが残るシーズンでしたが、球団の方にはとても評価していただいた。まずは開幕のスターティングメンバーに入り、ホームランは最低2桁を目指す。30本以上打てる選手になりたいという目標がありますから」と力を込めた。