FA権を行使した西武脇谷亮太内野手(34)が2日、西武を退団し、巨人に移籍することが発表された。

 この日、西武の球団事務所を訪れ、意向を伝えた。「最後の最後まで悩みましたが、来年で35歳。最後にもう1度、挑戦しようと思った」。球団からは花束を渡され、西武への感謝の思いがまた強くなった。「充実した2年間だった。別れを言うのがつらかった。来年、元気な姿を見せることがライオンズへの恩返しだと思う。ファンの方にも感謝を伝える場がなかった。この場を借りて、みなさんを通して感謝を伝えたいです」と静かに話した。