昨年、パ・リーグの新人王を獲得した日本ハム有原が7日、千葉・鎌ケ谷で2年目をスタートさせた。くしくもこの日は、後輩となる新人8選手の入寮日。右肘痛で投げられなかった1年前を振り返り「今年はしっかりと調整ができる。スタートからしっかりとアピールできるようにやっていきたいです。まずは2桁(勝利)を目指してやりたい」と意気込んだ。

 年末は母校の広陵で自主トレ。家族で鳥取の皆生温泉にも旅行し、ルーキーイヤーの疲れを癒やした。「ゆっくりできました」。心身ともにリフレッシュし、新シーズンへ臨む。

 待ちかまえるのは「2年目のジンクス」。過去、数々の選手が苦しみながら成績を落とした。「ケガなく投げられれば結果は残せると思う。今年はイニングを稼げるようにやっていきたいです」。言葉に、不安は一切なかった。