ロッテのドラフト3位の成田翔投手(17=秋田商)がプロでの練習を開始した。

 11日、QVCマリンで新人合同自主トレがスタート。伊東監督ら首脳陣も見守る中、約2時間のメニューをこなした。キャッチボールは同1位の平沢大河内野手(18=仙台育英)と組んだ。平沢から「伸びがすごく、直球がきれい」と言われるほど、スピンの効いた球を放った。成田本人も「指にしっかり掛かったと思う」と納得のできだった。秋田では、この時期に屋外でボールを使った練習はできなかったという。「こっちの方が暖かいのもあるけど、地元だと室内。広いところでできるのはいいですね」と、自然と笑みがこぼれた。現在の71キロから、さらに4キロの増量を目指し、体づくりに励んでいる。「1軍でプレーして活躍する姿を見せないといけない」と、秋田で応援してくれる人たちに誓った。