日本一効果だ! 阪神タイガースの親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)株式会社が14日、24年3月期(23年4月~24年3月)の決算報告を発表した。

スポーツ事業とステージ事業で構成される「エンタテインメント事業」は、前年比103億2300万円増の826億1200万円。阪神タイガースや甲子園での高校野球などを含むスポーツ事業は、前年比で120億円増となる503億円の営業収益を出した。阪神が18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一を達成したこともあり、盛り上がりぶりが顕著な数字で表れた。

阪神の昨季レギュラーシーズンのホーム入場者数は、71試合で合計291万5528人、1試合平均4万1064人はいずれも12球団で最多。72試合で261万8626人だった前年に比べ、29万6902人増だった。さらに広島とのCSファイナルステージも甲子園で3試合開催し、計12万7913人、第7戦までもつれたオリックスとの日本シリーズは、甲子園で3試合を開催し、12万3075人の観客を動員。球場内の飲食や物販が好調で大きなプラス要素につながった。

宝塚歌劇団を中核とするステージ事業は、一部公演の中止や公演スケジュールの見直しなどがあり、前年比16億円減の322億円の営業収益。それでも阪神の日本一効果が大きかった分「エンタテインメント事業」全体で大きな増収となった。