楽天伊志嶺忠捕手(30)が15日、16年は捕手一本で勝負する覚悟を示した。

 15年は本職の捕手以外にも一塁と外野を務め、54試合で3本塁打14打点と自己最高の成績を残した。今オフからは、東京都内で行う松井稼頭央外野手(40)との合同自主トレに初参加。公開日の15日に「今年はキャッチャーでいきます」と宣言した。

 打てる捕手を目指し、松井稼から打撃の技術などを学んでいく。「稼頭央さんと一緒にやって、あらためて基礎が大事ということが分かった。今までは1、2が抜けているのに3をやろうとしていた。1つずつやっていきます」と決意を新たにしていた。